当たり前の実践で、
自然に会社の雰囲気が変わった!
株式会社高正工務店
専務取締役
高橋 晃一
インタビュー音声公開中!
祝!仙台育英学園高校 甲子園初優勝!!で街も職場も盛り上がる
ロジャー
この時間は、宮城県倫理法人会のさまざまな経営者の皆さんをお招きして、お話を展開するコーナーでございます。
今日は、株式会社高正工務店 専務取締役高橋晃一さんがスタジオにお見えになっております。
高橋さんよろしくお願いします!
そして、おめでとうございます!
ありがとうございます! (※仙台育英学園が甲子園優勝をした翌日の収録です)
ロジャー仙台育英ご出身で。どんな様子でしたか、昨日は?
遊花おめでとうございます!
高橋昨日は、仕事が終わってからみんなで優勝を分かち合ってきました。
遊花そうなりますよね!試合はご覧になっていましたか?
高橋見ていました。
ロジャー須江(監督)さんもおっしゃってましたけど、100年間待たされて扉が開いたっていうね。高橋さん、その心境っていうのはどうですか?
高橋
ワンチャンあるかなとは思ってたんですけど。
うちの社員の中でも、LINEで「白河の関を越しちゃいますね」とか。
仕事中ですよ(笑)白河のカワの漢字が間違って入ってきたりとか(笑)
(笑)
高橋なにをしてるんだ仕事中に!みたいな感じなんですけど。 昨日は特別だったんで、お祭りだったんで。
ロジャー
そうですよね。
私も後半七回の裏あたりから、車に乗って行かなきゃいけないところだったんですけど、やっぱり交通量が少なかったと思います。
でしょうね。
見られる人はみんな自宅で見てたべし。事務所で見られる人は見てたべし。
あとは駅付近、三越前、藤崎前はすごかったみたいだもんね。
パブリックビューみたいなね。
遊花一人でもいいけど、誰かと「イエエェエエ!」と一緒に見るのが楽しい!
ロジャーそうだね。大きい声出せないけどね。コロナもねあるからね。
遊花そうそう。でも、本当に優勝が近づいてくると「イエエェエエ!」なんて出ないね。 ひたすらに祈るように見ていて。
ロジャーそう。静かに見てましたよ。
遊花高校野球って何が起こるかわかんないからさ。
ロジャーそうなんですよ。とくに終盤に何かが起きるっていう怖さもあります。 本当に良かったですね。
遊花野球の話だけして、終わってしまうと申し訳ないからね(笑)
他人を変えるのではなく、まず自分を変える倫理法人会の学び
ロジャー
すみません、はい(笑)
宮城県倫理法人会には。仙台泉倫理法人会に遊花師匠も私も加盟しています。
高橋さんは副専任幹事ということでございますけど、倫理法人会に入られてどのぐらいたつんですか?
歴としては、4年目ぐらいなんですけれども。
最初のころは、建設会社で現場をやってるっていうところもありまして、なかなか朝も難しいっていうところで。
ここ1、2年がちょっと参加できているかなって。
歴は長いんですけれども、経験は浅いかなっていうところなんです。
そうですか、4年ね。入る前の会社の状況や、ご自分の心境も含めてですけども、どんな修正点があったんですか?
高橋
課題っていう課題はなかったんですよ。
経営者として売上を伸ばしたいとか、そういった課題はありましたけれども。それで悩んでいたとかではありませんでした。
経営者として勉強してみたいなっていうのはありましたので、お誘いがあった時に入りました。
話を聞いているうちに「ふつうの会とちょっと違うな」っていうところが一発目であって。
なるほど。
高橋
ちょっと違うなっていうところが「人をどうする」という勉強。
社員をどうしなくちゃいけないとか、そういった勉強なんですけど、倫理法人会に限っては「己を直す」と、皆さんの話を聞くと共通してそういう話が出てくるんですね。
ちょっとやってみようかな?と思っての入会だったんです。
へえぇえ
遊花自分自身が変わるということなんですかね?
高橋
そうですね。
やっぱり会社の経営者っていうと、威張っちゃうとか「年収が!」とか言いがちですけど。私も建設屋なんで多少はそういうことがあったんですよね。
でも、己をまず変えていくと、おのずと社員たちもよくなっていたっていうのが、今の結果なんです。
ええ?
高橋
不思議なんですね。だから、皆さんにも伝えたいっていうのもあるんですけど。
「なにかわからないけどよくなる!」「倫理法人会素晴らしいんじゃないの!」みたいな感じのアピール的に。
「当たり前」を実践しただけで、会社の空気が変わった!
ご自身で具体的にこういうことに気をつけたとか、自分でこういうふうに変わろうとしたっていうのは思い当たることはありませんか?
高橋
具体的には一般的に言われている、便所掃除をするとかですね。
会社の掃除をするとか、ゴミの片付けをしてみたりとか。社員さんももちろんだし、協力業者さんとかにも元気よく、こちらからあいさつするとか。
皆さんおっしゃいますね、「自分からあいさつする」と。
高橋
言われる前に「ご苦労さん!」と大きな声で、笑顔でね。
そういう簡単なことなんですけど、忘れかけてたことを、ふつうにやってみるとおのずと環境も良くなって、社員たちも元気よくなってきたし、率先して掃除もするようになったし。
上司の方、専務さん、社長さんも含めて掃除もやって、労いの言葉もかけてくれてとなると、集中して仕事ができるんじゃないかと思うんですよね。
高橋
そう思っていてもらえればいいんですけど。
うちの社是は「人材なくして会社なし」みたいな感じでやってるもんですから。「人材は貴重な財産だ」と社長も会長も会社経営をしています。
やっぱり社員がいないと、お金も上がってきませんし、仕事もこなせないので、会社として取り組んでいることは確かですね。
高橋さん世代、我々もそうですけど、昔の会社はスパルタだったり、売上至上主義だったり、人の気持ちってよりも売上っていう。お客さんも二の次になっちゃうぐらいの「売上!売上!」みたいなとこがありましたけど、それだとやっぱり疲弊してきますもんね。
高橋
そうですね。売上は大事なんですけどね。
そこに偏ってしまうと、ちょっとおかしくなってしまうし、「仕事は楽しく!」っていうのがありますんで。
うん、うん。大事!
高橋
それで、なおかつ売り上げも上がって、利益が出てっていうのが一番いいことなので。
そこを一番、基調に取り組んでいます。
気分もいいさ!社員の人たちも。
ロジャーそりゃそうよね!
遊花社長の方から「おはよう!」って声をかけてもらって、「ご苦労さん!」って言ってもらうだけで全然違いますよね。
ロジャーそうですよね!やっぱり社長の顔色をうかがったりね(笑)
遊花「ヤバイ!社長が来た」って逃げるようではさ(笑)
ロジャー
「社長が来た!常務が来た!専務が来た!ああっ」てね。
率先してあいさつしなきゃいけないんじゃないかと思いきや、向こうから笑顔であいさつしてくれて気持ちいいなぁみたいなね。
心がけているのは経営者自らが社員の輪に加わること
極力ふざけるようにしてるんです、私は(笑)
ロジャーそうですか!
高橋
「ご苦労さん!」みたいな感じでパトロールして。
工事もあって誘導員さんも使っているので「暑いね!一服、なにがいい?ビールかい?」なんて言って。
「お願いします!」って言われたどうするんですか(笑)
高橋そんな感じで、極力近寄るように。
遊花そういうことだと思いますよ!人が気持ちよく働くにはね。
ロジャーほんとうにね。
高橋
「あの専務バカじゃないの?」と思われてもいいんで(笑)
近寄っていく方が良いかなと私は思ってやっているんです。
すばらしいですよね。
遊花
なんかあった時も、声をかけやすいっていうか、話もしやすいかもしれないです。専務ってずっと上の人と思わせるよりも。
「自分が変わったらいつの間にか周りが変わってた」っていうのはそういうことなんですよね。
そうですよね。
遊花変えるべ!と思ったって、変わらないもの!
ロジャー上に立つ人だと、どう指導するかとか、どう従業員を変えるかっていうところに主眼を置きがちですけれども。そうではないっていうね。
遊花高橋さんご自身も、社員の人たちとやり取りしていて楽しいんじゃないですか?
高橋楽しいです!距離を置かれると寂しいですね。
ロジャーそうですよね。
高橋まだ、中規模ぐらいの会社なんで。ここから大きくなると「距離を置かれるのかな?」なんて思いながらも「俺も仲間に入れてくれ」みたいに寄って行っているんですけれども。逆に「来るなよ!」って思われているのかわからないんですけど(笑)
遊花
上の人の気持ちって、なかなかわかんないですもんね。
「仲間に入れてくれ」と思ってるんだと聞いたら「ええ?」と思うんじゃないですかね。
(笑)
高橋そういうふうにはしてるつもりではいるんですけど。
遊花それは倫理法人会に入って意識するようになったというか、変わったところですかね?
高橋そうですね。それは特にあります。
遊花よかったですね。それでなければ、ずっと距離を置かれて孤独になってしまいますもんね(笑)
高橋
そうです、ちょっと寂しかった(笑)
会員歴4年目高橋さんに聞く 倫理法人会のススメ
ロジャー
このラジオを聞いてくれてる経営者の皆さんが、「ちょっと話を聞いてみようかな」っていう方が大勢増えるといいなと思います。
改めて、倫理法人会の魅力やご自分が得たものっていうのを最後にお聞かせいただけますか?
倫理法人会って何なんだろう?っていうところってが結構あると思うんですね。
学んでみると、当たり前のことなんですよ。私は活動歴もなくてそんなこと言うのもあれなんですけど。当たり前のことを、当たり前に話を聞くことによって、自分が磨かれていくので、皆さんにぜひ味わってもらいたいので。
ドシドシ入っていただければなと思うんですけど。
そうですね。「当たり前なことなんだけどね」と、ここにいらっしゃる皆さん、結構おっしゃるんですよ。
気づいた時には「ああ、そういうことか!」と、どんどん会社の空気が良くなってくるというね。
やっぱり「人に言ってもらって改めて自分の中で確認できる」っていうのもあるんじゃないかと思う。
「当たり前のことだから、わかってることだからいいわ」って思わないで、あえてそこに学びに行くことで、自分の中でストンと落ちるのかもしれないです。
高橋さんはめっちゃイケメンだし背も高いし、飲みたいわ!一緒に。
遊花
そうなんですよ!焼肉行きましょうか?(笑)
高正工務店さんは、道路工事とか水道工事とか河川の工事…この暑い夏は大変でしたね。
そうですね。もう大変で…、私の役割はジュースを持って行く。
遊花一番いいじゃないですか!
高橋アイスを持っていくとか、そういうことなんですけど。
遊花それがうれしいよね!
ロジャー
うれしいですよ、ほんとうにね。
選択肢には、やっぱりビールも入れてもらって(笑)
みんなビールっていう(笑)
「裂きイカもお願いします!」って
ツマミか!(笑)
遊花現場の皆さんも高橋さんも、暑さに気をつけて作業なさってください。
ロジャー本当ですね、気をつけて。
高橋はい、ありがとうございます。
ロジャー
今日は、宮城県仙台泉倫理法人会の副専任幹事をやってらっしゃる、高正工務店 専務取締役 高橋晃一さんに、お話をうかがいました。
高橋さん、ありがとうございました。