視野が大きく広がった短歌を詠む実践 シンフォニーケア株式会社
菅澤 かおり

シンフォニーケア株式会社| 菅澤 かおり

インタビュー音声公開中!

ロジャー

毎月第2・第4火曜日は宮城県倫理法人会のみなさまにマイクを向けさせていただいてます。 ご紹介しましょう!宮城県青葉倫理法人会の菅澤かおりさんでございます。 シンフォニーケア株式会社という介護系のお仕事でございます。 菅澤さんこんにちは。

菅澤

こんにちは、よろしくお願いします。

遊花

よろしくお願いします! 生活の困りごとに対応する小規模多機能居宅介護

ロジャー

菅澤さんはシンフォニーケア株式会社で働いていらっしゃるということですけれどもね。

菅澤

はいそうです、勤めていて。

ロジャー

住宅介護サービスの「小規模多機能居宅介護」とはどんなお仕事なんですか?

菅澤

住み慣れた地域で最後まで暮らしたい方を通いだったり、泊まり、訪問してっていうサービスをしています。

遊花

なるほど、それが一番なんでしょうねぇ。

ロジャー

そうですよね「住み慣れた」というところがポイントかなと思うんですけどもね。 実際はご自分のお家で過ごしていただいて?

菅澤

そういう方もいらっしゃいますし、あとは泊まりを利用している方も多いです。長期間という形で。

ロジャー

いろんな介護のパターンがあるんですね。

遊花

なるほど、なるほど。通いもいいし、泊まってもいいし。 訪問は?

菅澤

ご自宅にうかがって薬の確認だったり、あとは一緒に買い物に行ったり、通院に行ったりとかいうのも。生活の一部でできないことをお手伝いするような仕事です。

遊花

助かるわ〜 結婚を機に介護の道へ

ロジャー

ご家族にとっては非常に助かりますね。 菅澤さんご自身はこのお仕事は長いんですか?

菅澤

えっとですね、7年ぐらい。 その前が不動産屋さんに勤めてたり、住宅の営業をしていたことがありました。

遊花

またガラリと変わったんですね!

ロジャー

何かきっかけはあったんですか?

菅澤

きっかけは、福祉の専門学校に行ってたので。 結婚するのを機会に、両親に専門学校を出してもらったのに「一回も介護の仕事をしないっていうのはどうなのかな?」っていうのがまずきっかけで、介護の仕事を目指すようになりました。

遊花

ちょっと耳が痛いね(笑) でも、専門学校に行くぐらいだからお勉強されてたしね。 知識とかね、まったく初めてではないからそれはよかったですよね。

ロジャー

このシンフォニーケア株式会社では、菅澤さんはどんなお仕事をされているんですか?

菅澤

介護員としてさまざまなんですけど、泊まりもやりますし、通いに来てくださった方のレクリエーションだったり、お風呂に入ったりもするんで入浴介助だったり。 先ほども話したんですけど、自宅に行ってお掃除もしたり、薬の管理、通院に行ったりっていうような…いろいろしています。

遊花

ありとあらゆるところで。

菅澤

困ったことをお手伝いするってことですね。

遊花

やることが多いですね。

菅澤

でも、飽きないですね。毎日決まったことじゃなくて「今日はこうかな?」なんて言って。 今日も夜勤明けで10時まで仕事をしてきました。

遊花

ええ!ごめんなさい!

ロジャー

そうですか!すみません。 夜勤もあるんですね。 いまではお年寄りたちのアイドル!

遊花

でも、菅澤さん人気がありそう、この雰囲気!

菅澤

ありがとうございます。 「会っただけで幸せになる気がする」って言われたこともあって。

ロジャー

(笑)

遊花

そんな感じするもんねぇ!

菅澤

うれしいなあと思いました、それを聞いたときに。

遊花

それだけで、仕事をしている甲斐がありますね。

菅澤

「毎日来ていいよ!」って言われて(笑) 「毎日はちょっと…違うところも行かないといけないから」って。

ロジャー
&遊花

(笑)

遊花

みんな娘とか孫みたいな感じで、頼りにできるんだよ、きっと。そんな感じするもん。

ロジャー

大変なこともいっぱいあると思うんですけど、充実感を持つ瞬間はどんな時ですか?

菅澤

やっぱり「ありがとう」とか感謝の言葉を聞けたときに、すごくうれしいなあって思いますね。

ロジャー

本当にお年寄りがね増えてきてね。まあ我々だってね、人のこと言ってられないから時間が経てばね。

遊花

親のことだから何とかしたいと思っても現実的にできない息子や娘も多いじゃないですか。私なんかもそうだけど…。

ロジャー

うん、離れてたりね。

遊花

助かるよ〜! なんなら自分の子どもよりあてにするからね!菅澤さんのような人。

ロジャー

本当ですよ。

遊花

でも、それはある意味いいことでね。それだけ頼りにする存在がいるっていうのは。 私たちがやらなきゃいけないんだけどさ、ほんとは。

ロジャー

そうですよね。 菅澤さんご自身もご結婚されいて、家の方も忙しいんじゃないですか?

菅澤

そうですね、ありがたいことに同居の義理の母と義理の祖母もいるので。だいぶ協力をいただいて。

ロジャー

ああ、それはなによりです。

菅澤

本当に家族の協力があってだなと思っています。

遊花

嫁姑うまくいってんだ、ありがたい! でなきゃ、働きに出られないよね。

菅澤

そうですよね。 「家庭に愛を」を実践するべくモーニングセミナーへ

ロジャー

それで、倫理法人会との出会いのお話をうかがいたいんですけれども。 旦那さんが倫理法人会に入られていたそうですね?

菅澤

そうなんです。もともと入っていて、それで女性を呼びたいっていうから「まず奥さんを呼んできた方がいいよ」ってまず呼ばれて、最初はオマケでついて行ったんです。 でも、朝行って参加しているうちに、おもしろいなこの学び!となって私の方が行くようになりました。

ロジャー

ああ、そうなんですか!

遊花

一生懸命、モーニングセミナーに参加して。

菅澤

ええ、そうです。

ロジャー

おもしろい学びというのは? 例えばそのアンケートをね、拝見させていただきましたけれども「企業に倫理を職場に心を家庭に愛を」っていうそのスローガンがありますけども。ハッとさせられたこととか、いろいろあるんですかね。

菅澤

法人で学ぶ中に「家庭に愛を」っていうのもあって。「家庭に愛をなんだ」!っていうのが心に響いたんですね。私も参加して家庭に取り入れて行きたいなと思って。

遊花

なるほど。倫理法人会で学んだことを家庭にも取り入れようと。

ロジャー

モーニングセミナーは朝早いじゃないですか。 何回か行くにつれ、いろんな学びっていうのは得られましたか?

菅澤

「人は鏡」っていうことと、やっぱりすべてがつながっているんだなっていうのを行くたび行くたびに。 人もですけど、いろんな事柄、困ったことに対して「あ、こういうことなんだなぁ」っていうのは気づいたりっていうのがすごくいいタイミングでやってくるので、おもしろいなと思って行っています。

遊花

みんな、つながっているっていうね。

菅澤

そうですね。人だけでなくモノもすべて、全部がつながってるので。

ロジャー

あとね、タイミングだっていうようなお話もありましたけれども。

菅澤

身をもって感じたことがあったんです、体験として。

遊花

菅澤さん素直そうだから。みんなきちんと素直に受け入れるから、感じるんだろうね、ちゃんとね。それが幸せな事ですよね。

ロジャー

そうそう、土台だと思うんですけどね。 実践したことってどうですか?モーニングセミナーに行って… 一日一首が毎日の日課に

菅澤

実践したことは「明朗の実践」と「短歌を詠む実践」っていうのをやっていて。

ロジャー

短歌を?!

遊花

短歌?

菅澤

短歌は一日一首、詠むようにしているんですけど。

ロジャー

へえ!すごいね。

遊花

えっ、なんで短歌をよむんだ?

菅澤

短歌を詠むことによって、いろんなことに目が向くようになったんですね。そこから感謝が深まっていって。 短歌を詠むのは捨てる実践にもつながっていくんですよって言われて。

ロジャー

捨てる実戦?

遊花

限られた文字数でしかできないから?

菅澤

そうです。

ロジャー

五・七・五・七・七ですよね、短歌って。

遊花

これはいるけど、ここは省こうという選択の癖がつくってね。なるほど。

菅澤

そう、なんです。やっぱり、あれもこれもってなっちゃうところを捨てていくとほんとうに大事な部分が見えてくるんだよっていうのを教わって。いま、一首ずつむように。

ロジャー

だれか短歌を詠んでいらっしゃったんですか、どなたか経営者の方で?

菅澤

法人会としても『しきなみ短歌会』っていうのがあって、そこに誘われて参加するようになって。

遊花

短歌を詠んでるんだ!へえ、おもしろい。

ロジャー

いま、披露できるのってありますか?

菅澤

せっかくなので二首いいですか?

遊花

いいですね!

菅澤

「見上げてごらん夜の星を」の節に合わせてよみたいと思います。 鮮明に 津波のきた夜 よみがえる いく度家族の 身を案じたか 案じたか 泣くもんか 津波のきた夜 目を閉じて 家族を想い 絶対に生きる 生きる …こんな感じで、五・七・五・七・七で。

ロジャー

なるほど。なるほど。

遊花

そうか、メロディー乗せたら歌えるんだ!

菅澤

そうなんです、短歌だけよりさらに歌と合わせた方が伝わりやすいかなと思って。

ロジャー

へえ、今のはどういう思いが?

菅澤

震災から10年経った時に振り返って。家族のことをあの時はこうだったな、ああだったなって忘れちゃいけないなと記録として残しておこうと思って詠んだ短歌でした。

ロジャー

そうですか、でも一日一首詠むでんでしょう? すごい!「ぼーっと生きてんじゃねーよ」ってどこかの番組で言ってますけど、いろんなところにアンテナ張りめぐらして、いろんな人との出会いとかねえ…

菅澤

日記のような感じで、本当にいろんなものに目を向けられるようになったと思います。

遊花

すごいんだね、短歌って!

菅澤

私もすごいんだなと思いました。

ロジャー

先ほど「明朗の実践」を含めて、モーニングセミナーに出てどうですか? 変わってきたとこってありますか? 倫理法人会で学んで変わったこと

菅澤

仕事に対しても、さまざまなことに目を向けて物事に対して客観的に見ることができて、感謝が深まったような感じがします。 「ありがたいんだなぁ」って思うと、より幸せな気持ちになりました。

ロジャー

震災前はなんでもあって当たり前と思っていたけど、こんなペンでもね、爪楊枝でも歯ブラシでもあるっていうのがありがたいな、と。 当たり前じゃなくて、ありがたいなあっていうふうに思うようになりましたけれども、菅澤さんもいろんなとこでそういうのを感じてらっしゃって。

遊花

やっぱり、モーニングセミナーとか倫理法人会に行って仲間とか、先輩方含めいるのも心強いですよね。

菅澤

そうですね。 やっぱり先輩方の姿を見て「こうなりたいな、ああなりたいな」ってなります。

ロジャー

お手本がいっぱいいるよね。

菅澤

モーニングセミナーに行って、講師の先生方もいろんな方が来ていただけるので、そこでの出会いっていうのもやっぱり、大きいなあと思います。

遊花

ふつうは聞けない話とか、出会えない人に会えちゃいますもんね。

菅澤

はい、そうなんです。

遊花

菅澤さんが入ってから、女性の方たちっていうのは増えていますか?

菅澤

単会によって女性が多いところと、そうでないところの差はあるのかなって思って。

遊花

だってさ、朝ご飯を作らなきゃとか、子どもの弁当を作んなきゃっていうのもあって。 それをしながらモーニングセミナーはなかなか大変だもんね。

ロジャー

出られないと、とことん出られないっていうね。加入も含めてね。

遊花

でも、そこで一回でも会って、名刺交換してあいさつを交わせば、なにかの時に連絡とったりとかやりとりができるよね。 それはね、なににも代え難い財産かなと思うんですよね。 入会をご検討中のみなさまへメッセージ

ロジャー

このラジオ聞いている「いろんな学びが得られるんだなあ、どうしようかな」と思っている方に向けて、倫理法人会にはこういういいことがいっぱいあるよ!っていう一言いただけますか?

菅澤

そうですね、まず来ていただいて。説明するのがすごく難しくて…。 私も最初はなんとなく行ってたところだったので。 来てみて続けているうちに「こういういいことがあるんだ」ってなるのかなと思います。 まず、一回行ってみるところからスタートなのかなと。

ロジャー

そうね、何回か繰り返し行っているとね。

遊花

ご自身も性格とかやることとか動きとか、変わりました?

菅澤

「明朗」、明るくっていうのはすごく意識するようになりました。 明るく朗らかでいるとツキがやってくると思って。運が回ってくるんじゃないかなと思って意識するようになりました。

遊花

明るくて、もともとこうなんじゃないか?っていうぐらいですけどね。

菅澤

前はそうでもなかったかもしれません(笑)

ロジャー

明るいヤツにはかなわない!っていうのもあるからね。 だって同じ現象だって、落ち込む人とスゲー明るい人と感じ方ですよね、やっぱり人生ってね。

遊花

努めて明るくするとか、努めて笑うとか、努めて笑顔になってるってそうなのかもしれないですね。そうやって笑顔でいれば楽しくなるさ! おもしろいからだけじゃないから、笑うのは。

ロジャー

先ほどの菅澤さんが「運を呼び込める」ようなことをおっしゃいましたけど、周りに支援者がどんどん出てくるみたいなところがありますよね。

菅澤

最初にお話したように、いろいろつながっているんだなあって。 なんか「困ったな〜」と思ってるとポッと情報が入ったりとか。不思議なんですけど。 こういうことなのかな?っていいう体験をするようになりました。

遊花

ほんとに不思議!

ロジャー

「こういうことだったら菅澤さんに相談してみたらいいさ」とか「いい話をもってきてるんだけど」とか、いろいろね。

遊花

「私ではなんともならないけど、あの人だったらなんとかなるんじゃない?」ってつながっていくさ、倫理法人会論ではね。いろんな方がいるからね。

菅澤

パッと思いつく方がきっといると思うので。

ロジャー

遊花師匠も私も仙台泉倫理法人会に入ってるんですけど、やっぱり思わぬ助け舟が来たりとかするのよね。

遊花

一生懸命、私たちのために動いてくれる人もいるというかさ。 自分なんかのために、こんなに動いてくれる人たちがいるっていうのも感じたね。

ロジャー

うん、本当に感謝ですよね。

遊花

ちょっと、今日から短歌を詠むか!

菅澤

はい、ぜひ(笑)

遊花

欲張らないで、省く・捨てるものも必要だと。

ロジャー

今日はよいお話を聞けました。菅澤さんこれからもね、期待していますんで。 お年寄りの皆さんのみならずね、そのご家族とか本当みんな助かってますからね。

菅澤

はい、ありがとうございます。

遊花

どこさ行ってもアイドルだべ、菅澤さん。そんな感じするよね?

ロジャー

そうだね。今日はシンフォニーケア株式会社の菅澤かおりさんにお話しをうかがいました。

遊花

夜勤明けのお疲れのところ、ありがとうございました!

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