元を忘れるな、を大切に考える 細川社会保険労務士事務所
細川 正智

細川社会保険労務士事務所|細川 正智
インタビュー音声公開中!

社労士の仕事と求められる人間性とは?

ロジャー

この時間は、宮城県倫理法人会からお一方をゲストにお招きしております。
今日はですね、細川社会保険労務士事務所の細川さんでございます。細川正智さんよろしくお願いします。

遊花

よろしくお願いいたします。

細川

どうぞよろしくお願いいたします。

ロジャー

お忙しいところお越しいただきましてねえ。

細川

いえいえ、呼んでいただきまして、ありがとうございます。

遊花

会社の社長さんたちとを相手にするお仕事でしょうから、コロナ禍も、そして今もまた大変な時なんじゃないんですか?

細川

そうですね、会社さんにもよりますけれども。まだ大変な会社さんもありますね。

遊花

当然、細川さんもお忙しいと。

細川

お蔭様でと言っていいのかどうか。忙しくさせていただいております。

ロジャー

「社労士さん社労士さん」ってよく言いますけども、簡単にご説明頂くとどんなお仕事で?

遊花

簡単に言う、それが一番難しいね(笑)

ロジャー

簡単には、おっしゃれないと思うんですが(笑) どのような業務なんでしょうか?

細川

会社で働く方々の社会保険の手続きとか、労働保険の手続き、会社のルールですね。就業規則を作ったりとか。
あと、うちの事務所は給与計算なんかも引き受けておりまして、そういった働く方々のもろもろの手続きをやる仕事といったところでしょうかね。

ロジャー

どんなご相談が多いんですかね?

細川

最近は結構キツキツ、きちきちした世の中になってきてると思うんですよね。
残業代の支払い方とか長時間労働を変えていこうという。そうしないと新しい人も入ってこないというか、人手不足の問題もあったり。
あとは社長さんから「従業員さんのやる気ないんだけど」とか答えがないようなご相談、愚痴みたいな相談を受けることもありますかね。

遊花

あー、そういう所まで!

ロジャー

そういうのって、解消するのも難しいですからね。

細川

はい、なかなか難しいですね。法律の勉強だけでは、対応できないので。
今日のテーマというか、倫理法人会で勉強しているような「心のありよう」みたいなのも、社労士業務には非常に必要で。そういった観点からアドバイスするようなこともありますね。

遊花

絶対、気持ちが優しくなきゃできない仕事って いう感じがする。
「法律でこうだから」、「こういう決まりだから」だけではないところにもね。社長さんたちに寄り添わなくちゃいけないじゃないですか。

細川

はい、おっしゃるとおりですよね。

遊花

たぶん、社労士やってる人はみんな優しい。

ロジャー

みんな優しい(笑)

細川

(笑)どうなんでしょうかね?まあまあ、そうですね。

ロジャー

いろんな面に人間性というか、寛大な部分もないといけないのかなとか思うんですけどね。

細川

一応、立場的には会社の社長を守るという立場になるので。そのためには従業員さんを大切にしないと。

ロジャー

ああ、あるほどね、そういうことですね。

細川

どちらかというと、厳しく社長にお伝えするような仕事かもしれないですね。

遊花

なるほど! 社長さんたちも普通の人、いろんな悩みを抱えている

ロジャー

細川さんは仙台東倫理法人会の会長でいらっしゃってね。

遊花

会長なんだ!

ロジャー

会長になってどのぐらいですか?

細川

まだ半年、昨年の9月からですね。会長という立場にならさせていただいて、なんとかやってるっていうところです。

ロジャー

そうですか。倫理法人会にお入りになったきっかけというのは?

細川

倫理法人会の入会はもう17年前になりまして。ちょうど私が社労士として開業して、2年目で仙台東倫理法人会に入らせていただいて。
当然、お客さんが欲しいと言いますが、経営者の方と人脈を作りたいという。それがきっかけで入りました。

遊花

その頃、ご自身としては悩みだったりとか、そういうことって何かあったんですか?

細川

悩みという程でもないんですけれども。社労士として資格はとってはいたんだけれども、経営者の方々に指導して行く自信がないと言いますか…。「ちゃんとしゃべれるのかな?」と。
経営者の方ってすごい偉い人だと思っていたんで。34歳で独立したので、経営者って立派な人で、なんか喋り辛いな?とか。社労士としてもそうですけど、自分も一応経営者と言う立場で自信がないといいますか。そういったのはあったかもしれないですね。

ロジャー

でも、社長さんたちといろいろ話していくうえで「なんだ社長さんも悩みがあって、そうだったのか」みたいな?
お話してみて、わかることっていうのはあったんでしょうね。

細川

そうですね、ありました。「社長さんたちも普通の人なんだ」といいますか、いろんな悩みを抱えているんだとか。
もっと言えばあんまり大したことないなとか(笑)

ロジャー
&遊花

(笑)

細川

身近に感じさせていただいたりしましたね。

親のために北海道旅行へ、その背景にあった倫理の学び

ロジャー

なるほどね。実践したことっていうのはどうですか?
モーニングセミナーですとか他のイレギュラーのセミナーなど、いろいろ開催してますけれども、何かありますか?

細川

大してコレというものはないんですが、17年間継続してモーニングセミナーに参加したきたことですね。もちろん休んだ時もあるんですけど、続けてきて現在にいたっていうのは一つの実践かなと思います。
途中で石巻の親が倒れて、親に対する接し方、その辺を倫理で学んでたので、自分なりに一生懸命に接することができたかななんては思いますね。

ロジャー

親孝行を精一杯やろうと。

細川

そうですね。

遊花

倫理では親孝行しなさいというか、そういうことも学んだりできるんですか?

細川

そうですね。やっぱり「元を忘れるな」というような指導をされます。
「一番最初のお客さんを忘れるな」とか、そういった勉強をしてきておりますが、もっとその先にはやっぱり自分の親がと。その感謝を行動に移していかなきゃないなっては思っています。

ロジャー

石巻にお父様とお母様が?

細川

そうですね。石巻で親2人で暮らしてるんですけれども。実はうちの父親が北海道の出身で、12、3年前に倒れた時に、もう死んでしまうんじゃないかなっていうところで「最後に北海道に行きたい」と言うので。連れて行ったっていうのは、一つの親孝行かなと思います。
でも、その後うちの父親調子こいて「また連れて行ってくれ」って言うのが2回続いて。結局、親を三回北海道に連れて行って(笑)

遊花

ああ、素晴らしい!そのおかげででもお父さん元気になられたかもしれないし。

細川

まあ、そういったところはねあるかもしれないですかね。

遊花

ねえ、なんかこう「また行きたい!」と思う楽しみがあるっていうことってね。生きる力じゃないですか。

細川

まあ、そうかもしれないですね。ちょっと体が不自由なんですけど「来年は沖縄だ!」なんて言われたて。いや、どうどうすっかな?みたいな(笑)

ロジャー

もう全国ツアーですね(笑)
でもね、旅したいというのはいいですよね。お元気な証拠です。

細川

そうですね。そういった気力を持ってくれるというのはありがたいかもしれないですね。

ロジャー

まあ、とりあえず親孝行はやっぱり大事ですから。

遊花

そう、私たちの年齢になるとね。
より、親に今できることをやらなきゃっていう気持ちにはなりますね。

ロジャー

そうですねぇ。

遊花

改めてそれを考えるきっかけがね、モーニングセミナーに行くとか、そういうところで気づかせてもらうのはいいですね。

毎週モーニングセミナーで貴重な話を聞ける

ロジャー

仙台東倫理法人会のモーニングセミナーは何曜日に開催?

細川

毎週金曜日朝6時から東口のテンザホテルというところでやっております。

ロジャー

テンザホテルさんですか、そうですか。
もう、いろんな社長さん他、さまざまな方面の皆さんのお話を聞けますからね。

遊花

うん、実際、その場でも「いや〜おらほ今こうなんだよ」なんて言う話も出たりするんじゃないですか?顔を合わせるとね。

細川

ま、そうですね。
いろんなセミナーに行っても経営者としての技術というか、ノウハウ的なセミナーが主なんですが、倫理法人会はみんなが「こういう失敗したこ」とか悩んだとことなんかもしゃべってくれるんですよ。なかなか聞けないなって言う話を毎週聞かせていただいているようなところはあると思いますね。

遊花

そういう失敗もあって今、皆さんがあるっていうことですしね。変な話ですが、参考にさせてもらえるよね。「あ、この人もそうだったのか」と。

ロジャー

教訓と言いますか、経験された話はね。ご本人は大変でしたでしょうけど、こちらとしてはいろいろ学ぶべきものがありますよね。

細川

そうですね。本人は本当言いたくないところもあるのかもしれませんが、それを話してくれるのがモーニングセミナーのいいところかなと思いますね。

遊花

そうですね。そういうのをやっぱり自分で皆さんにお話しできるっていうのも、これも一つの強さですよね。じゃあ、それで細川さん自身も何か変わってきました?考え方とか行動とか。

高校時代に熱中したラクビーから学んだこと

細川

そうですね、そういった社長さん方のオープンな話を聞くと、私自身も「何もかっこつけなくていいんだ」っていうか、そういうような気持ちになりました。やっぱり、開業当初は「ちょっと偉く見せなきゃいけないのかな」とか「経営者なんだから立派そうに振舞わなきゃいけない」なんて思ったこともありましたが、むしろ失敗談なんかもオープンにできるというか、そんな心構えにはなってきたかもしれないですね。

ロジャー

ま、若い頃はありますよね。細川さんの中で、人生を歩む上での心構えというか、信条みたいなものっていうのはありますか?

細川

昔、高校時代ラグビー をやってたので。

ロジャー

もしかして、石巻高校ですか?

細川

はいそうです。

ロジャー

結構強いですよね、いつも!

遊花

強いじゃないですか!

細川

当時は強かったんですね(笑)今は仙台育英あたりですけどね。

ロジャー

ダントツでね。

細川

当時は強くて、花園にも行って。

ロジャー

ええ!素晴らしい!!

遊花

あんな激しいことをされてたんですか?こんなに柔和な優しい細川さんが?!

細川

一応やってたんですね。高校時代は。
そこでよく出る「ワンフォーオール、フォーワン」という言葉がありますが、 開業当初はそれを理念というか、相互扶助と言いますかそんな気持ちで。
この社会保険制度っていうのも、相互扶助の精神っていう保険料を払う人もいるけど、保険金・年金をもらう人もいて、みんなで助け合うみたいな。そういったのを、大切にというか。そんな感じで開業したと言うところがありますね。

遊花

なるほど。

ロジャー

じゃあ、ラグビーから学んだことっていっぱいあるわけですね。その「一人はみんなのために、みんな一人のために」って。

細川

そうですね。そういった、志といいますかそういった考え方は学ばせていただいたかもしれないですね。

経営者の「困った」は社労士に相談

ロジャー

世の社長さんたち、細川さんの名前を見つけて是非アクセスして!

遊花

そうね、「ちょっと聞いてほしい」とか「ちょっとこれどうしたらいいべ?」って 言いたいことはあるでしょうからね。

ロジャー

うん、そうですよね。
で、「相談するのが恥ずかしい」みたいな社長さん、私の知り合いにいたんですけど。業務的なことはね、わかんないですから。あんまり恥ずかしがらずにお話しされた方がいいですよね?

細川

まあ、そうですね。

ロジャー

そう、社労士さんにね。

細川

今、インターネットでもいろんなことを調べられる時代になりましたけど、やっぱ人と人の微妙なニュアンスは、話しながらでないと解決しないなんていうところもあると思いますね。

ロジャー

そうですよね。

遊花

確かに、そうだと思います。

ロジャー

事務所は五橋ですね?

細川

はい、五橋でやっております。SS30の近くでやっております。

遊花

『細川社会保険労務士事務所』となっております。

経営者・起業家さんご参加お待ちしています

ロジャー

細川さん、おしまいに「倫理法人会にちょっと入ろうかな、どうしようかな」って思っている方に向けて、もうひとPRしていただきたいんですが?

細川

倫理法人会は経営者の集まり、優しい真面目な方多いと思います。朝6時から来るわけですから(笑)

遊花

そうですね、確かに。

細川

そんな感じなんで意外に温かいというか、ウチの会は家庭的な雰囲気もある会です。やっぱり、経営者、一人で孤独にやっていられないので、みんなで仲間になってそれぞれの会社を良くしていければと思います。ぜひ、モーニングセミナーにお越しいただければとに思います。

遊花

結構、気さくにお話できますし。仲間が増えた感覚にはすごい。何かあったら、この人に相談しよとなりますよね。名刺交換なんかするとね。財産ですから人は。

ロジャー

本当ね、出会いはね。思わぬ支援者が現れたりしますからね。

遊花

今、小さく自分ひとりでとかふたりでビジネスを始めている方たちも、こういうとこ行くとチャンスがありますよ。

細川

確かにそうですね。うん、そういった開業したばかりの、小さい会社さんもぜひお越しいただければ。

遊花

仙台東倫理法人会に行くと、細川さんがいらっしゃいますからね!

細川

そうですね。一応、なかなかネタもなくなってきてるんですけど、何とか頑張って会長挨拶もしますので、お越しください(笑)

ロジャー

東はね、金曜日にやってますからね。ぜひ、お越しになってください。
この時間は、仙台東倫理法人会 会長で労務士さんでもいらっしゃいます細川正智さんにお越しいただきました。細川さん、ありがとうございました。

細川

どうもありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

遊花

ありがとうございました。

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