バーボン専門店オーナーが語る、倫理法人会での学びがもたらした変化 バーボンインブルート
代表 星 俊介

バーボンインブルート|代表 星 俊介
インタビュー音声公開中!

朝3時まで営業後に登場!『バーボンインブルート』代表 星俊介さん

ロジャー

さあ、生放送でお送りしております『あるあるあ〜る』でございます。
この時間は、宮城県倫理法人会のさまざまな方面から経営者のみなさんを中心にお越しいただいておりますけれども。
今日はですね、41歳働き盛り!

遊花

私たちから見ると、最近若い人たちが続々登場しますね。

ロジャー

そうですね、何を言いたいんですか?(笑)

遊花

いやいや(笑) なんか自分が「かなり歳がいったんだな」ってことを実感させられると、いいますか。

ロジャー

今、40代でバリバリご活躍でございます。
国分町の飲食店、『バーボンインブルート』の代表の星俊介さんを招きしました。星さん、よろしくお願います。

遊花

今日はよろしくお願いしまーす。

ロジャー

さあ、星さん今日はラフな格好ですけども、バーなんですか?ショットバー?

ショットバーですね、はい。

遊花

ショットバーの人この時間、あまり起きてないでしょう?

そうですね(笑)いつもは寝ていますね。

遊花

ちなみに夕べは何時まで?

ええと、今朝3時まで、はい。営業でした。

遊花

(笑)すみません。

ロジャー

ごめんなさいね、本当。 片付けが終わって、お店を出るのが大体2時3時ぐらいですか?

3時過ぎですね。

ロジャー

3時すぎます?!やっぱり。 それで、昼過ぎに起きて、また準備にっていうことですね。

そうですね。まあゴルフの練習したりとか、ジムに行ったりとかしますけど。

ロジャー

ゴルフの練習?

遊花

やっぱ、スポーツマンなんだ?体がね!

ロジャー

引き締まってますもんね。ゴルフ、お好きなんですね。

ゴルフ大好きです。

ロジャー

どのぐらいの頻度で行くんですか?

練習は週2回ぐらい。

遊花

打ちっぱなしとかですよね。

ロジャー

「つきあいで始めたんだけど、ハマっちゃったよ!」っていう人いますもんね。 どのくらいで回るんですか?

スコアは80前後とかそんな感じです。

ロジャー

そうなんですか?いい方ですよね!驚きですよね。

一応(笑)。

遊花

なんか鍛えてる感じだもん、体。

ロジャー

で、ジムにも行って?

週5ぐらい行きます。

ロジャー

週5!自分を律する力ですよ、本当。
週5じゃ、ちょっといかないと、なんかこうアレでしょ?

もうそれが習慣というか、自分に負けた感じがするのが嫌だなって(笑)

遊花

なるほど、なるほど。

ロジャー

自分に負けた感じね。

遊花

でも、まだ41歳だから鍛えればどんどんどんどん体が変わりますもんね。

頑張ります。

仙台で随一の品ぞろえバーボンウイスキーに特化したショットバー

ロジャー

国分町で『バーボンインブルー』というお店をやってらっしゃいますけども、何年目ですか?

11年ですね。

ロジャー

聞くところによると東日本大震災の翌年から?
どんなお店なんですか?

バーボンがメインのショットバーですね。
カナディアンウイスキーとかジャパニーズウイスキーとか、スコッチとかいろいろあるんですけど、その中でアメリカで作られたウイスキーをバーボンっていうんですけど、そのバーボンウイスキーに特化した店となってます。

ロジャー

今、若い人が来ませんか?

若い人もウイスキーを飲む人が結構います。

ロジャー

多いですよね。今、ビールじゃなくて。
飲み方も、いろいろですよね。割ったりロックでとか。

そうですね。ハイボールブームが来て多いですね。

遊花

でも、ワーワーキャーキャー大騒ぎするよりは、静かにじっくり飲むっていう感じのお店ですか?

そうですね。居酒屋みたいなワーワーキャーキャーという感じではないですね。

遊花

ですよね。そんなことしてほしくないですよね(笑)
「いくよ〜!乾杯!」みたいな、そういうの嫌じゃない(笑)

コールする人はいないですね(笑)

ロジャー

ちょっと静かに飲みたいなとかね。若い方でもね、ちょっとこう渋いカップルとかいらっしゃったりするんですかね?
お店の中のムードはどうなんですか?雰囲気とか照明とか。

ちょっと暗めでアメリカの80年代ミュージックが流れて。あと、スポーツも流れてるんで、これからWBCとかを観ながらお酒を飲んだりとか。

遊花

ええ!いいね!

ロジャー

映像も流れてるのはいいいじゃない!
一人でゆっくり飲みたいなあっていう方も飽きずにいいですね。

一人のお客様も結構いますね。

遊花

いいね。そういう映像を見ながら、一人でね。ゆっくり飲むっていうのね。

ロジャー

星さんご自身はお酒は?

お酒も飲みますね。

ロジャー

やっぱりウイスキー系バーボン系を?

そうですね、バーボンかビールとかをよく飲みますね。

遊花

でも、運動してるからこの体ですよ。

ロジャー

そうですよね。

お酒を飲むために運動してるみたいな感じですかね。

遊花

ああ、いるいる(笑)

ロジャー

そういう方がいるね、健康を維持するっていうね。

遊花

うんうん。美味しく飲むためにっていう人もいるね。

カウンター越しの楽しみ お客さんとの会話

ロジャー

星さんは実際、カウンターに立たれているんですか?

立ってもいますね。

ロジャー

お客様と会話を楽しんだり?

会話しますね、はい。

遊花

結構大変じゃないですか。いろんなお仕事のいろんな方がいるじゃないですか?

でも、面白いですよね。酔ってくると本音が聞けたりもするじゃないですか。まあ余計なことも聞けたりもしますけど、そういうの見てて、人間って面白いなって。 僕は人間が好きなので、昔から。面白いなと思ってやってます。

ロジャー

思わず耳に入ってきて「えっ、何その話?」みたいな。 知らないフリをしてグラスを拭いているんでしょう?

聞かないようにしている風だけど、聞こえてますね(笑)

ロジャー

うん。 聞こえてきますもんね。 どんなお客さんの年齢層がいらっしゃるんでしょう?

40代がメインですかね、大体。

ロジャー

星さんと同世代のね?

そうですね。ちょっと後半も多いかな?

遊花

大人だよね。

どちらかっていうと男性の方が6:4か7:3ぐらいで男性の方が多いかもしれないですね。

ロジャー

女性同士のお客さんとか、たまにいらっしゃいますか?

いますね。カクテルとかもあるので、そういうのを飲みに来る人、ワインとかもあるので。

ロジャー

ブルートならではのカクテル特徴のあるなんかメニューとかは?

バーボンに特化してるので、「仙台 バーボン」で検索すれば一番上にくるし、品ぞろえも200本ぐらいあるので、仙台では一番バーボンがあると思います。

ロジャー

そうですか、 勉強されたんですか?バーボンの。

そうですね、昔から好きで飲んでたっていうのもありますけど、いろんなところに買いに行ったりとかしていましたね。

ロジャー

じゃあ、海外にも?

海外にも。田舎の方に行って酒屋さんに行って売れ残りを探してくるみたいな。

遊花

でも、詳しい人だと、いろんなうんちくを言ったり、詳しい人もいらっしゃるでしょうねえ。

はい、います。 詳しいですね。 スタッフよりお客さんの方が詳しいってことも結構あるんですよ(笑)

遊花

お好きな方はね。また、そういうことをしゃべりながら飲みたい人もいるよね。
「これはちょっとアレなんだよね」とか。それも楽しいじゃないですか。お客さんはね。

そうですね。お酒と語らいながら飲む、楽しむっていうことなんでそれはそれで楽しいと思います。

ロジャー

でも、そういう社交の場がコロナで大変な時期もありましたけれども。乗り越えられました?どうですか?

一応、営業はできてきたので、はい。
もうもうそろそろ終わりなのかな?と思いつつ、なんとかみなさんのおかげで乗り越えられたと思います。

ロジャー

ええ、いろいろ気を付けて、油断せずねやらなきゃいけないですけども。 さて、星さんはどちらの倫理に入られているんですか?

週1では足りない!勉強熱心な星さんが通う倫理法人会とは

仙台はせくら倫理法人会に入っております。

ロジャー

どのぐらい前に入られたんですか?

6年ぐらい前ですね。

ロジャー

比較的長い方ですけど、入ったきっかけっていうのはあったんでしょうか?

飲食業をやっていると、いろんな人とお会いするんですけど。
接客することが多いので、「人間力を高めたいな」「学びたいな」ってずっと思ってたんですよ。人間力を学べる場っていうの探していて、JCさんとかロータリーさんとかライオンズとかいろいろあると思うんですけど、たまたま声をかけてくれたのが倫理法人会の方だったの、学んでみようかなと思って入りました。

ロジャー

そうですか。ひとつ気になるのはですね、3時にお店が終わってモーニングセミナーは6時間からですよね。それでも出席されている?

はい、寝ないで行くんですけど。
でも、それが習慣だから苦ではないかな。僕のルーティンみたいなもんです。

ロジャー

週に1度ね。

週に1度では足りないですね、週に2・3回行っているんです。

ロジャー

え?!週に2・3回行っているんですか?

はい、他の単会にも行くので。

ロジャー

本当ですか?

遊花

どんだけ勉強熱心なんですか?

人より勉強しないと追いつかないと。自分はあまり能力がないと思ってるので、その分時間を使わなきゃと思っています。

遊花

自分に厳しいですね!

ロジャー

印象に残ったことですとか、モーニングセミナーに足を運ばれて心に響いたことですとか、なにかありますか?

たくさんあるんですけど、響かない時もあるんですよ。

ロジャー

(笑)

自分のマインドがないというか、話している方々はいいこを言っているんだけど、そこまで自分のレベルが上がらないから実践できなかったりとかっていう。

遊花

あー。

ロジャー

ああ、そういうことですか。

何年かして、「あの先生が、ああ言っていたな、今ならできる」っていうタイミングも来ちゃうんです。

ロジャー

そうなんですか?

遊花

へー。

ロジャー

面白いですね、それね。

すごくいいことを言ってるなって僕は思ってるんですけど、なかなか実践をするって難しいですよね。

遊花

うんうん。

僕、居酒屋さんとかのお手洗いにある「親父の十か条」みたいなあるある…

ロジャー

うん、なんとか十か条ね

そうそうなんかいいことが書いてるなっていつも思うんだけど、お手洗いして終わると終わり、忘れちゃうことを倫理法人会もやっていて。それを実行しましょうよっていうことをみなさんで毎週チェックしたりとか。きっかけを作ってくれる場かなみたいな。

実践から習慣化へ!考え方の変換が訪れる

遊花

そうか、聞いて「いいないいな」と思うけど、実際行動するとか、覚えてるかって言ったら。確かに。お手洗い終わったら終わりだからね。でも、それを習慣にしていけば当たり前に頭に残ってたりとか。

そうですね、あんまり苦にならなくなってくるんですね。最初はストレスなんですよね、たとえば「落ちてるゴミを拾いましょう」とかって言われても、いいこと言ってるなと思うけど、拾うってやっぱり大変じゃないですか。

遊花

うん、うん。

常に拾っていくと、それが習慣になって別にストレスも感じないし、それが当たり前になってくるんですよね。

ロジャー

いいことが書いてあるけど、実際に気持ちにだんだん染み込んでいくかどうかっていうのは、時間がかかるものと、すぐできるものといろいろあると思うんですけれども。習慣になっていくと苦じゃなくなってくるっていうのがありますよねえ。

そうですね。

ロジャー

なるほど、なるほど。その時はいいこと言ってるなぁと思ってますけど、いつの間にか忘れてるって普通の人はみんなそうですよね。

遊花

そう、だから週何回か何モーニングセミナーに行っているから、忘れそうな時にインプットされるんだよね。

ロジャー

星さんはインプットして、自分のものにされてるっていうね。
お店での自分の立ち振る舞いとか、考え方とか心構えとかは変わりましたか?

そうですね、 なにごとにも優しくなれるっていうか、そういう感じには。
もちろんお客さんには優しくするんですよ、たとえば物に対しても永遠に使えないわけじゃないですね。包丁も削れてくし、ちっちゃくなったら寿命が来るし。
この人と出会えるのも今しかないとか、いつか僕も死んじゃうし常に永遠じゃないですよ。物も人も時間も。そう考えると愛おしいというか、もったいないからちゃんと使わなきゃいけないし、接しなきゃいけないしっていう感じになってるので、昔より優しくなったんじゃないかなって思っています。

遊花

全てのものにね。

一つの事例で自分の家で、出勤する前に部屋をリビングを片付けて出たとしても、子供もいるので帰ってくると散らかってたりするわけですよ。

遊花

はい。

昔は「ええ〜疲れてんのに」って思ってたんですけど、ある時「こんなに汚れたり散らかってるのもあと数年しかないな。子どもは自ら育つから」そう考えれば片付けられるのもあとちょっとだから大事なんだなあっていう気がします。

ロジャー

すごいな。その考えの変換は?

遊花

変換だね、まさしくね。

ロジャー

なんだ汚いな、せっかく掃除したのにってね(笑)

遊花

疲れて帰ってきたんだから、片づけておけよ!ぐらいのことを心で叫びながらみたいなね、普通は(笑)

そうでした(笑)

ロジャー

小さいお子さんをお持ちのみなさんって、遊花師匠もそうですけども、巣立って行って「家の中、こんなに 静かなのは寂しいな」って、みんな思うらしいですよね。 「早く風呂入れ!」とか「飯食え!早く学校に行け!」みたいなあれが懐かしいって言うもの。

遊花

すんごい時間があるんだなって思う。 朝も仕事に行くまで、こんなに時間があっていいのかな?とか。 何もしない時間があったりとか。

ロジャー

みんな出てたでしょ?三人とも。

遊花

うちはまだ犬がいるからね。ずっとり同じです。
でも「この子だってずっと私より長く生きるわけじゃないんだよな」と思うと、ガッてごっしゃいて(怒って)ごめんごめんってなる。やっぱり。

ロジャー

この時間は永遠ではないっていうのは、しみますね星さんの言葉は。

遊花

仕事もそう思えばさ。

ロジャー

一瞬一瞬が大事にしたいですよね。
「みんな死ぬんだから」この前みうらじゅんさんがテレビで言ってましたけどね。
ラストレクチャーってEテレでやってましたけど。

「価値観が違うから面白い」と言える星さんの人間力

遊花

優しくなれるっていうのはいいね。

ロジャー

そうですね、うん。

遊花

自分も怒ってるより気持ちがいいですもんね。

自分に優しくできるから、人にも優しくできるって感じかな?
自分に余裕がないとやっぱり人に冷たかったりとかしちゃうので。自分に余裕を持って人に接したいと思っています。

遊花

そのようなことになっただけでも、倫理に入ってよかったね!っていう感じですよね。

そうですね、よかったですね。

ロジャー

たまに「悩んでるなぁ、このお客さん」って会話しながら、俺、解決に導いてあげたかもなあっていう瞬間なんてありますか?

あるときもありますけど、ない時は本当にないとか。変わってほしいなって思うときもあるんですけど。 やっぱり、変われるタイミングってすごくあると思うので。
倫理で学んだことをお客さんに「こうなんだよ、こっちの方がいいよ」って教えることもありますけど、教えてもすぐそれを実行できるかっていうのも難しいところですよね。
そこが奥が深いから楽しいというか。

ロジャー

そうか、なるほど。

5年後に気付くのか、10年後に気付くのか。たまに言い続けるっていう感じですかね。

遊花

思わずね、ポロっと悩みとか愚痴とか言っちゃいたくなりますもんね。そういうお店だとね。
まあ、そのために行くっていう人もいるかもしれないし。

ロジャー

そうですよね。でも、そんな素敵な星さんがやってらっしゃるお店って興味深いですね。

遊花

そうそう。星さんに会うだけで、お客さん自身もちょっと変わりたいと変われるようないう気になりますよ。なんだか。

それは理想的です。 いい影響をみんなに与えてみんなも幸せにできたら最高ですよね。

ロジャー

私の友人がお寺に講話を聞きに行ったりするんですよ。心の整理がつくみたいな。
星さんのお店もそんな感じでね、説教を受けるじゃないですけども、そういう考えの方がこの店をやってらっしゃるんだなーって思うんですね。
星さんと話さなくても、その空間にいれるっていうのがいいなって。しかも美味しいバーボンを飲みながらっていういい時間を過ごしていただきたいですね。お客様にもね。

遊花

星さんも適してると思いません?その仕事どうですか?

今の仕事は僕に適してると思ってます。やっていて幸せだし、いろんな人と話しできるのは楽しい。もちろん、価値観が違うから楽しいっていう感じがしますね。

遊花

人が好きだとね。接客のそういうお仕事は最高だよね。大変なことも含めて。

ロジャー

今の「価値観が違うから面白い」ってなかなか言えないことですよね。

遊花

ふつうは「おもしろくない!」ってなりますもんね。

ロジャー

面白がるっていうのも星さんの人間力かなと思うんですけどね。
倫理法人会も41歳となると、下の世代も入ってくるだろうし。年齢問をわず入って来られる方ねがいっぱいいらっしゃいますけどね。これからの若者に対してお手本になるべく頼もしい存在ですよね。

『バーボンインブルート』お店情報

遊花

お店は定休日はありますか?

日曜日お休みです。

遊花

月曜日から土曜日までやってるんですね。

はい、祝日営業です。

遊花

何時からですか?

6時から3時ですね週末。週末は6時から朝5時まで

ロジャー

結構早いんですね。

遊花

場所が国分町ですかね?

稲荷小路です。

ロジャー

広瀬通から入ってすぐ右側ですね。みなさん覚えてください。
『バーボンインブルート』代表の星俊介さんにお話を伺いました。
星さんのこれからのご活躍を祈ってます。 美味しいお酒を提供し続けてくださいね。 ありがとうございました!

ありがとうございました。

平日AM6:00〜
宮城県内20ヵ所で毎週開催中
セミナー開催予定